群発頭痛は重度からきわめて重度の一側性の痛みが
目の奥 目の上 側頭部のいずれかの位置におこり 15分〜180分持続します
結膜充血 流涙
鼻閉 鼻漏
眼瞼浮腫
前額部 顔面の発汗
縮瞳 眼瞼下垂
といった 症状を伴うことがあります 20-40歳の男性に多く
痛みが激烈なため 落ち着きなくそわそわしていることが特徴です
頭痛発作は2日に1回から 1日8回と様々で 7日から1年程度続きます
(約1ヶ月)
イミグランキット皮下注 酸素療法で治療されますが
在宅での酸素療法に 健康保険 が適用されるようになりました(2018年から)
酸素濃縮器または酸素ボンベを医療機関からレンタル(在宅酸素業者が設置)します
酸棗濃縮装置は 空気中に20%含まれる酸素を90%に濃縮し マスクで吸入します
(7リットル 15分吸入)
酸素には
大きな副作用なく 1日に何度も使用可能です
イミグランキット皮下注と併用することも可能です
(外出時イミグランキット皮下注 自宅 在宅酸素治療)
イミグランキット皮下注と酸素療法 共にエビデンスレベルAの治療法
酸素吸入中は火気を遠ざけることが必要です
群発頭痛発作期間中は 発作の誘因となる可能性のあるものを控えましょう
熱いお風呂 シャワー アルコール 喫煙など
医療費用については 医療費控除 付加給付 高額療養制度などの助成制度を利用することもできます