緊張型頭痛の特徴は
日本人の有病率 約20%
両側性が多く
軽度から中等度の圧迫感や締め付け感を伴う頭痛
体動で増悪なし
悪心嘔吐はなし(稀発 頻発)
光過敏・音過敏があっても1つだけ(稀発 頻発)
(慢性 は 中等度の悪心 嘔吐なし)
(慢性 は 光過敏・音過敏・軽度の悪心があっても1つだけ)
持続時間 30分-7日間(さまざま)
頻度によって次の3つに分けられ
稀発反復性緊張型頭痛(3ヶ月を超えて平均して1ヶ月に1日未満)
頻発反復性緊張型頭痛(3ヶ月を超えて平均して1ヶ月に1日-14日)
慢性緊張型頭痛(3ヶ月を超えて平均して1ヶ月に15日以上)
急性期治療は薬物療法が主体で
アセトアミノフェン
非ステロイド性消炎鎮痛薬(ロキソプロフェン イブプロフェン ジクロフェナク)
筋弛緩薬(チザニジン)
予防治療は主に 稀発反復性緊張型頭痛 慢性緊張型頭痛で推奨され
アミトリプチリン
が最も有効とされています