失った四肢のあった部位 が痛むように感じる
手術や外傷で 四肢の一部を失った後に 失った部位が痛みように感じる疾患を
幻肢痛といい 切断後の約50%の方に発症すると報告されています
四肢以外にも 乳房切除後に発症する事が知られています
手術 外傷直後から数ヶ月経過してから発症することがあり
痛みは「刺すような」「えぐられるような」「絞られるような」表現され
幻肢の サイズ感 や 肢位が曲がっているように感じることもあります
治療は アミトリプチリンやプレガバリンなどの神経障害性疼痛治療薬で開始
仮想幻肢を随意的に動かす 仮想現実(VR)による治療や
鏡療法(ミラーセラピー)
鏡に健肢を写し動かすリハビリテーションを行い
あたかも幻肢でリハビリテーションを行っているように錯覚することで
鎮痛効果が得られたという報告があります