帯状疱疹の痛み
日本人では90%以上帯状疱疹の原因となるウィルスが体内にひそんでおり
80歳までに3人に1人が帯状疱疹になるといわれています
50歳以上で帯状疱疹を発症した場合 約20%の方は3ヶ月以上痛みが続く場合があります
前駆痛(皮疹が出来る前の痛み 違和感 痒み ピリピリ チクチク 様々)
湿疹に気づいた時点ですぐに皮ふ科受診し抗ウィルス薬開始が大切です
帯状疱疹痛(皮疹が治るまでの痛み)
帯状疱疹後神経痛(皮疹が治ってから持続する痛み)
では使う痛み止めが異なり
帯状疱疹痛では非ステロイド性消炎鎮痛薬やアセトアミノフェン 神経ブロック治療
帯状疱疹後神経痛ではプレガバリン、ミロガバリンやアミトリプチリンのような神経障害性疼痛治療薬 デュロキセチン、トラマドール、神経ブロック治療などを行います
帯状疱疹後の痛みを長引かせないために
- 前もって予防しておく 帯状疱疹ワクチン接種(50歳以上 18歳以上でリスクの高い方)(皮ふ科 ペインクリニック科など)
- 出来るだけ早期に診断してもらう(皮ふ科)
- できるだけ早く抗ウィルス薬を処方してもらう(皮ふ科)
- 眠れ無いような強い痛みは神経ブロック治療を行う(ペインクリニック科)
- 神経障害性疼痛の兆候(針で刺さされるような 灼けるようなヒリヒリする 擦れただけでも痛い など)をとらえ早期に治療を開始する(ペインクリニック科)
- 軽く触れただけで痛い場合は 患部をガーゼやサポーター等で覆う
- 患部を温める場合 患部の感覚が鈍くなっていることがあるため低温火傷に注意する