「痛み」という感覚はからだを守る警告信号と考えられており、外部からの刺激があれば健常状態でも感じる感覚です。
では「しびれ」とは一体どんな感覚なのでしょうか。
- 感覚が鈍いこと(触った感じがわかりにくい)
- 異常な感覚があること(ぴりぴりする、じんじんする、いやな感じがある)
- 動きが悪いこと(手足を動かしにくい)
痛み、しびれ共に単独で感じる事もあれば、
- しびれて痛い(正座の後の足のしびれ)
- 痛がゆい(日焼けが治る時など)
しびれの原因で多いものは、
- 腰部脊柱管狭窄症などに伴う坐骨神経痛(足のしびれ)
- 頸椎症性神経根症(首、腕、手、指のしびれ)
- 手根管症候群(中指、人差し指のしびれで夜中に目が覚める)
- 糖尿病に伴うもの(手、足の指先のしびれ)
ですが、内科疾患、脳血管障害で生じるしびれもありますので専門医との連携が必要となります。
ペインクリニックでは坐骨神経痛や頸椎症性神経根症、手根管症候群などでは神経ブロック治療に抗うつ薬や抗けいれん薬などを組み合わせた治療。
糖尿病に伴う手足の先の痛み、しびれには抗けいれん薬、抗うつ薬、抗不整脈薬などを組み合わせて使用します。
ペインクリニック科では「痛み」だけではなく、上記の様な「しびれ」の診療もしております、お気軽にご相談ください。