腰部椎間板ヘルニア
加齢や椎間板への繰り返す力学的負荷で椎間板の髄核が突出し
神経根 脊髄を圧迫するとことで発症します
神経根や脊髄が圧迫されると 局所で炎症反応がおき
腰痛症 坐骨神経痛 をおこします
症状:
腰部の可動域制限 腰痛症 坐骨神経痛 会陰部のしびれ 灼熱感 膀胱直腸障害
好発年齢・好発部位:20-40歳台 下部腰椎(L4/5 L5/S1 の2箇所で9割)
診断:問診 身体診察 腰椎MRI
治療:非ステロイド性消炎鎮痛薬 硬膜外ブロック治療 神経根ブロック治療 手術
椎間板ヘルニアの自然退縮:大きいヘルニア 髄核脱出型 髄核分離型のヘルニアは 2-3ヶ月で自然退縮することもあり
膀胱直腸障害や急速に進行する運動麻痺がなければ
3ヶ月程度は投薬 神経ブロック治療といった保存加療を行います
腰部脊柱管狭窄症狭窄症との違いは
腰椎椎間板ヘルニアは
髄核の局所的突出による 腹側からの圧迫
腰部脊柱管狭窄症は
椎間板や後縦靱帯の変性による 腹側からの圧迫と
黄色靱帯の肥厚による背側からの圧迫