顔面、耳介部、頭部の帯状疱疹
顔面の三叉神経痛神経第1枝領域(顔面片側の、額 上眼瞼)特に鼻背・鼻尖部に発症する場合
結膜炎、角膜炎 強膜炎などの眼合併症を伴うこともありますので 皮ふ科に加え 眼科受診が必要です
耳介部や耳介の周り 口腔内に発症する場合、末梢性顔面神経麻痺、味覚障害、難聴、めまいを合併することがあり
最初に症例を報告した神経内科医の名前をとって、ラムゼイハント症候群と呼ばれています
早期から抗ウィルス薬治療を開始し、顔面神経麻痺が疑わしいときは 皮ふ科に加え 耳鼻咽喉科での治療が必要です
また頭痛、発熱、吐き気を伴う場合は髄膜炎検査のため、脳神経外科受診が必要となる場合もあります