注意を要する帯状疱疹
- 顔面の三叉神経第1枝領域(顔面片側の、額 上眼瞼 鼻背 鼻尖部)に発症する場合
角膜炎 強膜炎などの眼合併症を伴うこともありますので
皮ふ科に加え 眼科受診が必要です
- 耳介部に発症する場合
(ラムゼイハント症候群)
早期から抗ウィルス薬治療を開始し
顔面神経麻痺が疑わしいときは 皮ふ科に加え耳鼻咽喉科での治療が必要です
- 陰部に発症する場合
尿が出にくい(尿閉)症状が出る場合があります また単純ヘルペスとの鑑別が必要で皮ふ科受診が必要です
帯状疱疹を疑った場合は 最初に皮ふ科を受診し 出来るだけ早く抗ウィスル薬服用開始が必要です