帯状疱疹関連痛とは帯状疱疹に関連した痛みの総称です
急性期の痛みと慢性期の痛みは痛みの病態が異なるため治療方法も異なります
急性期の痛みは侵害受容性の痛みで
非ステロイド性抗炎症薬やアセトアミノフェン、神経ブロックで治療します
皮疹が治ってからも持続する痛みを 帯状疱疹後神経痛と言い
神経障害性の痛みで
灼けつく様な(持続痛)
電気が走るような(電撃痛)
軽く触れただけでも痛む(アロディニア 異痛症)
といった症状が特徴的です
プレガバリン ミロガバリン アミトリプチリンと言った神経障害性疼痛治療薬、神経ブロックで治療します
50歳以上で 帯状疱疹を発症した人のうち 20%は3ヶ月以上痛みが続くことが知られています
特に
60歳以上での発症 皮疹が重症・皮疹が広範囲
発症時の痛みが強い 夜眠れないくらい痛む
と言ったリスク因子が知られています