片頭痛の予防療法に用いられるお薬には
( )内は代表的な商品名
- カルシウム拮抗薬(ミグシス、テラナス)
- ベータ遮断薬(インデラル)
- 抗うつ薬(トリプタノール)
- 抗てんかん薬(デパケン、セレニカ、バルプロ酸ナトリウム)
抗てんかん薬のデパケン、セレニカ(成分はバルプロ酸ナトリウム)は2010年に片頭痛の予防療法として保険適応が認められました。
片頭痛発作の
- 頻度、重症度、頭痛持続時間の改善
- 急性期治療薬(トリプタンや鎮痛薬)の反応の改善
- 生活への支障度の改善
を目的として予防薬を処方します
なお、バルプロ酸は吸収による個人差が大きいので
投与量の目安とするために定期的に有効血中濃度を測定する事が必要です
また、バルプロ酸ナトリウムを服用している方では便の中に白い錠剤のかけらが排泄させることがあります。
これは薬物の成形する為に用いられる添加剤(乳糖やでんぷん)で効き方に問題はありません。
賦形剤、ゴーストピルとも呼ばれます。
片頭痛でお困りの方は頭痛専門医の頭痛外来
西宮市のペインクリニック さかうえクリニックへご相談ください。