鎮痛効果の期待できる代表的な抗てんかん薬には
( )内は商品名
- プレガバリン(リリカ)
- ガバペンチン(ガバペン)
- カルバマゼピン(テグレトール)
- バルプロ酸ナトリウム(デパケン、セレニカ)
- トピラマート(トピナ)
などがあります、
帯状疱疹後神経痛を代表とする神経障害性疼痛に対する第一選択薬です。
また、カルバマゼピンは三叉神経痛に対する第一選択薬です。
バルプロ酸ナトリウムやトピラマートは片頭痛発作の予防薬として、用いられています。
このように、鎮痛効果が期待できる抗けいれん薬でも病態によって様々に使い分けをするのです。
神経障害による痛みは消炎鎮痛薬が効きにくい痛みで、抗うつ薬や抗けいれん薬、神経ブロックなど痛みに関する専門教育を受けた疼痛専門医による診断・治療が必要となります。
長引く頑固な痛みにお悩みのかたは
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