ストレスや免疫力の低下などをきっかけにウィルスが再活性化し発疹と痛みを起こす帯状疱疹を発症します。
通常身体の片側に生じ、ピリピリ、チクチクする痛みが水疱に先行する場合もあります
水疱の治療は主に皮膚科で行いますが、抗ウィルス薬でのウィルス増殖の抑制、初期の炎症や痛みには抗炎症薬を用います
痛みの性質は
- ピリピリ、チクチクと表現される刺痛であったり
- かるく触っただけ、風が吹いただけでも痛かったり
- 灼けるような痛みであったり
- ビーンと電気が走るような発作痛であったり
など様々です。
皮膚の症状が治まるにつれ、痛みも落ち着いてくる場合が多いですが、
- 皮膚の症状が重症
- 60才以上での発症
- 発症早期から皮膚の知覚が低下するような場合
に神経痛を残す事があります。
神経痛への移行を予防するために、痛みが強い場合は出来るだけ早く痛みに対する専門治療が必要となります