うだるような暑さの中、素敵な物を見つけました。 木の葉の間にカマキリの卵のような物が見えたのです。よくよく見ると、鳥の巣でした。
しかも、ヒナが三羽。
ところが、このヒナ達、微動だにしないのです。
剥製か、おもちゃを誰かが置いたのかと思う程に。口を開けた形のまま、召されてしまったのかと心配し始めた頃、一羽のヒナの首が、顔は口を開けた状態のままうなだれてきたのです。
どうも、敵に見つかった時は動かないようにする習性のようです。じっとしているつもりが、疲れてしまい、お首が垂れてしまったのでしょう。
剥製か、おもちゃを誰かが置いたのかと思う程に。口を開けた形のまま、召されてしまったのかと心配し始めた頃、一羽のヒナの首が、顔は口を開けた状態のままうなだれてきたのです。
どうも、敵に見つかった時は動かないようにする習性のようです。じっとしているつもりが、疲れてしまい、お首が垂れてしまったのでしょう。
あまり凝視しているのも気の毒なので一旦は離れたのですが、やはり気になりもう一度見に行きました。
今度は親鳥もいました。メジロです。
そして、この親鳥も又、私に気づいたのか、固まったまま微動だにしません。 あまりに気の毒なのでその場を離れました。
翌朝、巣は空っぽになっていました。 ついお首が垂れてしまった一羽も無事に巣立ったようでほっとしました。
そして、この親鳥も又、私に気づいたのか、固まったまま微動だにしません。 あまりに気の毒なのでその場を離れました。
翌朝、巣は空っぽになっていました。 ついお首が垂れてしまった一羽も無事に巣立ったようでほっとしました。