暦の上では立春が近いというのに、寒波到来で大変寒い日が続いています。
当院の近くに谷崎潤一郎の小説「細雪」に登場するマンボウトンネルという物があると聞き、行ってみました。
場所は、ちょうど2号線をはさんで北側の道を西に少し歩くと割烹松竹というお店があり、その細い道を北に歩いたところです。
元は、国鉄が開業した時、盛り土にトンネルを堀り、用水路として作られた物を床に板を敷いて人が通れるように作りかえたそうです。
高さも低く、人がすれ違う際には、なんとなく譲り合うようにして歩く程の狭さです。
元は、国鉄が開業した時、盛り土にトンネルを堀り、用水路として作られた物を床に板を敷いて人が通れるように作りかえたそうです。
高さも低く、人がすれ違う際には、なんとなく譲り合うようにして歩く程の狭さです。
このように作られたマンボウトンネルは西宮市に3つあるそうですが、その中で
「細雪」に登場するのが、このトンネルだそうです。
近くには、この小説に出て来る一本松が今でも健在のようです。
近くには、この小説に出て来る一本松が今でも健在のようです。
今まで知らずに通り過ぎていた風景も、ちょっとしたきっかけで特別な物に見えますね。